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日本留学試験

日本留学試験とは、外国人留学生として日本の大学や専修学校に入学を希望している人に対して、授業を理解するために必要な日本語能力と基礎学力を判定するための試験です。

この試験は、かつて日本の大学や専修学校の選考に利用されていた「日本語能力試験」と「私費外国人留学生統一試験」に代わり、２００２年から大学や専修学校において選抜に利用されるようになりました。

試験の日程と場所

６月と１１月の年２回日本国内と国外で実施されます。２００７年度の予定は次の通りです。

出題科目を下の表にまとめてみましょう。　実際に受験する時には志望校から指定された科目を選択して受験します。　ですから日本留学試験を受験する前に志望校・志望学部を決め、どの科目が指定されているのか確認しておきましょう。

科目	目的	時間 [分]	得点範囲
日本語	大学での勉学を理解することができるレベルの日本語力を確認します。	120	400
理科	大学の理系学部への入学に必要な理科の基礎学力を確認します。理科は「物理」「化学」「生物」の3科目の中から志望校から指定された２科目を試験当日に選択して受験します。	80	200
総合科目	大学での勉学に必要な文系の基礎学力を確認します。	80	200
数学	大学での勉学に必要な数学の基礎学力を確認します。　下記の２つのコースから、志望校から指定された１つを選択して受験します。・コース1（文系学部及び数学があまり重要ではない理系学部用）・コース2（数学を高度に必要とする学部）	80	200

※ただし、理科と総合科目を同時に選択することはできません。

ちなみに、出題言語は願書を提出する時に日本語と英語からどちらかを選択することができますから、志望大学から特に指定がなければ英語での受験も可能です。　しかし、日本語科目の出題言語は日本語のみの受験となります。

いくつかの日本の大学や専修学校では「日本留学試験」の成績と、自国の高校の成績で入学許可を与えています。　その場合、自国内で「日本留学試験」を受験することさえできれば、自国で大学へ入学許可を受けることができるのです。

これらの大学については、次のページで調べることができます。

日本留学試験利用渡日前入学許可校: JASSOの公式ホームページ日本留学試験を利用して自国内で入学許可を受けることができる大学・専修学校の一覧です。　各大学が指定する受験科目と出題言語も掲載してあります。

日本留学試験についての詳しい情報は、JASSOの公式ウェブサイトで確認出来ます。　実際に受ける前に是非とも一度は確認してみましょう。

最後となりますが、このページの情報はJASSO公式ウェブサイトの情報を元にまとめられています。