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日本語能力試験

日本語能力試験とは、日本語を母国語としない人が日本語の能力を確認するための試験であり、受験者数が全世界で約35万人もいる最大の日本語試験です。

この試験は海外からの留学生、就学生、就業者等が日本語能力をチェックするためや、海外で日本語を勉強している人が自分の日本語能力を測定するために受験することが多いようです。

もし日本の大学や専修学校へ留学するつもりであれば、次の日本留学試験を受験する方が一般的です。

試験の日程

実際に2006年度の願書受付期間と試験日をまとめてみます。 他の年度の日程もおそらく同じような日程になるかと思いますので、参考にしてみて下さい。

願書の受付期間
7月3日~9月5日(2006年度)
※全国の主要書店にて5500円で購入可能
試験日
12月3日 (2006年度)

日本語能力試験の受験は、日本国内20都道府県、海外44の国・地域の116都市で受験することができます。

判定の結果

日本語能力試験では4つの級から1つを選択して受験します。 合格した場合には、受験した級が与えられます。 日本語能力試験の各級のレベルは下記の通りです。

認定基準
1高度の文法・漢字(2,000字程度)・語彙(10,000語程度)を習得し、社会生活をする上で必要な、総合的な日本語能力
(日本語を900時間程度学習したレベル)
2やや高度の文法・漢字(1,000字程度)・語彙(6,000語程度)を習得し、一般的なことがらについて、会話ができ、読み書きできる能力
(日本語を600時間程度学習し、中級日本語コースを修了したレベル)
3基本的な文法・漢字(300字程度)・語彙(1,500語程度)を習得し、日常生活に役立つ会話ができ、簡単な文章が読み書きできる能力
(日本語を300時間程度学習し、初級日本語コースを修了したレベル)
4初歩的な文法・漢字(100字程度)・語彙(800語程度)を習得し、簡単な会話ができ、平易な文、又は短い文章が読み書きできる能力
(日本語を150時間程度学習し、初級日本語コース前半を修了したレベル)

留学について

最近は「日本留学試験」ができ、日本の大学や専修学校へ留学を希望する留学生は「日本語能力試験」ではなく「日本留学試験」を受験する方が一般的です。 受験前に一度志望校に必要な試験を確認してから「日本留学試験」か「日本語能力試験」を受験しましょう。

それから、海外の「日本留学試験」を実施していない国・地域で「日本語能力試験」を受験した場合、その成績を大学等から協会に参照してもらうこともできます。 (日本国内で「日本語能力試験」を受験した場合には通知できません) 大学の選抜試験に「日本語能力試験」の結果が必要な場合には利用してみてはいかがでしょう?

日本語能力試験の詳細については次のウェブサイトで確認することができます。

最後にRising Sunの日本語能力試験に関する情報は日本国際教育支援協会様に情報の提供、校正頂いた上で公開されています。